|
ココスヤシはご存じですか?
名前は聞いたことあるけど、具体的に、
どういったヤシなのかよく知らない…。
という方や、こだわりを持って自宅の
シンボルツリーとして地植えされている方もいらっしゃると思います。
私は自宅の庭に、鉢植えで、
コルジリネ・レッドスター、ソテツを
育てています!決して、アメリカンな
お家ではありませんが、南国気分が
感じられる植物がもうひとつ欲しいと
探していた時に、ココスヤシへたどり着き、
ようやく手に入れることができました。
近所で売られているお店が中々、見つからず、
県外に出向いて探しに行き、かれこれ10年
近く経ちますが、やはり、これは海外を
思わせてくれるような植物だと思います。
アメリカンなお家や、建物なんかには
本当に映えますし、似合っています☆
特に、大きくて立派な地植えは憧れますね…。いやー羨ましい!!
ヤシといえば、色んな種類があって
よく分からない方もいらっしゃると
思いますで、この記事ではココスヤシに
焦点を当て、記事にしました。
ココスヤシとは
ココスヤシは、南アメリカのアルゼンチンや
ブラジルを原産とする美しいヤシの木です。
(学名: Butia capitata)
ヤタイヤシ、ブラジルヤシとも呼ばれています。
耐寒性があり、日本の
多くの地域でも栽培可能です。
このヤシの木は、10メートル程の高さに
成長し、幅も広がるため、広い場所に適しています。
その美しい姿と強い耐寒性から観賞用として
人気があり、自宅や庭、公園では存在感を放ちます。
ところで、ココスヤシを取り扱っている
ところってどこなの?と思われる方は、
日本では、園芸店やネットショップでも
ココスヤシの苗を購入することができますので、ぜひ探してみてください♪
大きなココスヤシを求めている方は、
造園業などの会社にお願いすると、
運送・植栽もしてもらえますし
安心ですね。
規模の大きい園芸店でも、大きいサイズを
たくさん取り扱われているので、
足を運んで見ることができます(^^♪
近年は、外構の植栽にココスヤシを
取り入れているご家庭も多いですし、
街中で見かけることが以前よりも
多くなった気がします!!
恐らく、私が興味を持っており、意識して
見てしまうんでしょうね(笑)
私は、ネットで探しました。実物が
どんな感じなのか確認したかったのもあり、
取り扱っている県外のお店に行ったのですが、
想像以上にたくさんの大きなココスヤシを
生で見ることができたので、
よい経験でしたし、いいものが見られて
ラッキーでした!!立派な株を、
手に入れることができ、私も満足しています♪
|
強さと育つ環境
・強さ
ココスヤシは非常に丈夫な植物です。
乾燥にも耐え、日光を好むため、
日当たりの良い場所に植えることが重要です。
また、寒さにも強く、-10℃近くまで耐える
ことができるので、冬の寒い地域でも
育てられます。そして、乾燥にも強く、
少しの水やりで元気に育ちます。
さらに、病害虫にも比較的強く、手間が
かかりません 。肥料を好むため、年に
数回の施肥が推奨されますが、
栄養不足になると葉色が悪くなったり、
幹や葉が小さくなることがあります。
※成長期には定期的な水やりが必要です
ココスヤシは非常に強健な植物です。
特性
・耐寒性:-10℃まで耐えることができ、寒冷地でも育てることが可能
・耐乾性:乾燥にも強く、水やりを忘れても枯れにくい
・病害虫:病害虫に対する耐性が強く、手間がかからない
こういった特性は、ココスヤシは初心者が育てやすい植物だと思います。
・育つ環境
ココスヤシは日光を好み、日の当たる場所で
育てることが重要です。冬季には、
鉢植えの場合、室内に移動させると
寒さから守れますし、窓際から少し離して
管理することが推奨されています。
水やりは減らし、根腐れを防ぐために、
乾燥に近い状態にします。
理想的な環境条件☟
日光:日光がよく当たる場所で育てると元気に成長する
土壌:水はけの良い土壌が適しており、砂質土やローム土が理想的
温度:耐寒性が高いですが、冬場は風よけや防寒対策をするとさらに安心
※半日陰でも育ちますが、日当たりが悪いと成長が遅くなります。
※エアコンの乾燥した風が直接当たる場所は避けましょう
※地植えの場合は、植える場所には注意が
必要で、広がりを考慮して十分なスペースを
確保することが重要です。
※鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら
たっぷりと水を与え、受け皿に溜まった水は
すぐに捨てるようにしましょう。
※土壌は水はけが良いものが適しており、
砂質土やローム土が良いでしょう。
|
地植えと鉢植えのポイント
地植えの場合
・ 植え付け直後~根付くまでは土が乾いたらたっぷりと水やり
・ 根付いた後は自然の雨で育つため、水やりは基本的に植え付けた年のみ
地植えのポイントまとめ☟
もっと詳しく
・場所選び
- 日当たりの良い場所が適している
- 風通しが良い場所を選ぶと、病害虫の発生を防ぐことができる
- 水はけの良い土壌が必要
・植え付け
- 植え付け時期は春が最適
- 植え付ける前に、土壌に有機質の堆肥を混ぜて土壌改良を行う
- 根鉢がしっかりと土に覆われるように植え付ける
・水やり
- 成長期には定期的な水やりが必要 (※根腐れを防ぐために過湿は避ける)
- 冬季は水やりを控えめにする
・肥料
- 春と秋に緩効性の肥料を施すと良い
・剪定
- 枯れた葉や古くなった葉は早めに取り除く
- 枝が混み合っている場合は、風通しを良くするために適度に剪定する
ココスヤシは地植えにすると、非常に
大きく育つため、広いスペースが必要です。
鉢植えの場合
・ 土の表面が乾いたらたっぷりと水やり
・ 受け皿に溜まった水はすぐに捨てる
・夏はやや多めに、秋以降は控えめに水を与える
鉢植えのポイントまとめ☟
もっと詳しく
・鉢選び
- 十分な大きさの鉢を選ぶ (深さがある鉢が良い)
- 鉢底に軽石を敷いて、水はけを良くする
・土壌
- 水はけの良い培養土を使用する
- 砂質土やローム土が適している
・植え付け
- 植え付け時期は春が最適
- 鉢の底に軽石を敷いてから培養土を入れ、ココスヤシを植える
・水やり
- 成長期には定期的な水やりが必要ですが、鉢底に水が溜まらないように注意する
- 冬季は水やりを控えめにする
・肥料
- 春と秋に緩効性の肥料を施すと良い
・鉢の移動
- 冬季は寒さから守るため、室内に移動させることができる
- 室内では日当たりの良い場所に置く
上記のポイントを押さえて、
鉢植えでもココスヤシを楽しむことができます。
|
お手入れ
ココスヤシの手入れは比較的簡単です。
冬場にはエアコンの風が直接当たらない
場所に置き、日光を十分に当てることが
重要です。
肥料を定期的に与え、植え付け直後や
夏の暑い時期には水やりに注意することで、
健康に育てることができます。
また、根が繊細なため、
大きくなってからの移植は避けるべきです。
定期的な水やりは成長期に必要ですが、
冬季は控えめにします。ちなみに私は、
冬季の水やりはしていません。
葉が古くなったり枯れたりした場合は、
早めに剪定して健康な状態を保ちます。
※冬場の特に寒い地域では、根元に
マルチングを施して寒さ対策をすると良いです◎
まとめ
ココスヤシは、南アメリカ原産の美しい
ヤシの木で、耐寒性があり、丈夫な植物です。
日光を好み、広いスペースで育てることが
重要で、肥料を定期的に与えることで
元気に育ちます。
地植えや鉢植えの方法を工夫することで、
庭や室内でも楽しむことができます。
ココスヤシの魅力と成長を知ると、さらに
美しい景観を楽しむことができるのではないでしょうか。
適切な環境とお手入れを行えば、
初心者でも育てやすいと思いますので、
ぜひ挑戦してみてください。
出典
・[東京寿園](https://tokyo-kotobukien.jp)-(https://tokyo-kotobukien.jp/blogs/magazine/69702)
・[にわのこと](https://niwanokoto.hatenablog.com)-(https://niwanokoto.hatenablog.com/entry/2021/09/26/%E3%82%B3%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A4%E3%82%B7%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6)
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
|