皆様こんにちは。
今回は、家の顔とも言える「外構」に
ついて詳しくお話します。
外構とは、建物の周りにある空間のことを
指します。庭や駐車場、塀などが含まれます。
外構は見た目だけでなく、生活の質にも
大きく影響するものです。
この記事では、外構の種類や特徴、
お手入れの方法などについて、
分かりやすくご説明いたします。
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・オープン外構とクローズ外構の違い
オープン外構(photo by photoAC)
クローズ外構(photo by photoAC)
外構には大きく分けて、
「オープン外構」と「クローズ外構」の
2種類があります。
どちらの外構を選ぶかは、家族の好みや
土地の状況によって変わってきます。
外構の種類によって、生活にどのような
影響があるのでしょうか。
この記事で、それぞれの良い点と悪い点を
詳しく見ていきましょう。
オープン外構
オープン外構は、道路からの視線を
遮らない開放的な造りです。
特徴
- 塀や垣根がない、または低い
- 庭や玄関が外から見える
- 開放感がある
オープン外構のメリット
1. 開放感があり、心地よい空間になる
2. 道路からの見通しが良く、防犯面で有利
3. 近所付き合いがしやすい
4. 土地を広く見せることができる
オープン外構のデメリット
1. プライバシーが守りにくい
2. 道路からの騒音や排気ガスの影響を受けやすい
3. 家の中が外から見えやすい
クローズ外構
一方、クローズ外構は、プライバシーを
重視した閉鎖的な造りです。
特徴
- 高い塀や垣根がある
- 庭や玄関が外から見えにくい
- 落ち着いた雰囲気がある
クローズ外構のメリット
1. プライバシーが守られる
2. 外部からの騒音や排気ガスを軽減できる
3. 落ち着いた雰囲気を作れる
4. 子どもやペットの安全を確保しやすい
クローズ外構のデメリット
1. 圧迫感を感じる場合がある
2. 近所付き合いが難しくなる可能性がある
3. 防犯面で死角ができやすい
4. 建設コストが高くなる傾向がある
これらの特徴を踏まえて、自分の家族に
合った外構を選ぶことが大切です。次は、
外構のお手入れについて見ていきましょう。
外構のお手入れ方法
外構を美しく保つには、定期的なお手入れが
欠かせません。ここでは、主な外構の
部分ごとのお手入れ方法をご紹介します。
庭のお手入れ
1. 草むしり：定期的に行い、雑草の繁殖を防ぐ
2. 水やり：季節や植物の種類に応じて適切に行う
3. 剪定：樹木の形を整え、生育を促進する
4. 施肥：年に2〜3回、肥料を与えて植物の成長を助ける
駐車場のお手入れ
1. 掃除：落ち葉やゴミを定期的に掃除する
2. 油汚れの除去：中性洗剤を使って丁寧に洗い流す
3. ひび割れの補修：早めに補修し、大きな破損を防ぐ
塀や門扉のお手入れ
1. 洗浄：年に1〜2回、高圧洗浄機などで汚れを落とす
2. 塗装：数年に一度、塗り直しを行う
3. 点検：ゆるみやさびがないか定期的にチェックする
定期的なお手入れを行うことで、
外構の寿命を延ばし、美しさを保つことが
できます。
家族で協力して取り組むのも良いでしょう。
どっちがいいの？選び方のポイントとガレージ
オープン外構とクローズ外構、どちらを
選べばいいのか迷う方も多いでしょう。
ここでは、外構を選ぶ際のポイントを
いくつかご紹介します。
1. 家族構成を考える
- 小さな子どもやペットがいる場合は、安全面からクローズ外構が適しているかもしれません
- 高齢者がいる場合は、開放的で明るいオープン外構が心地よい可能性があります
2. 周辺環境を確認する
- 交通量の多い道路に面している場合は、騒音対策としてクローズ外構が有効です
- 静かな住宅街であれば、オープン外構で近所づきあいを大切にするのも良いでしょう
3. 防犯面を考慮する
- オープン外構は見通しが良く、不審者が近づきにくい利点があります
- クローズ外構は外部からの侵入を防ぎやすいですが、死角ができやすいことに注意が必要です
4. メンテナンス面を検討する
- オープン外構は比較的お手入れが簡単です
- クローズ外構は塀や植栽の手入れが必要になる場合があります
5. 予算を考える
- 一般的に、クローズ外構の方が初期費用が高くなる傾向があります
- 長期的な維持費も考慮に入れましょう
これらのポイントを参考に、ご自分の家族に
とって最適な外構を選んでください。
そして結論！正解は一つではありません。
家庭の数だけ、理想の外構のカタチがあります！
どちらも、メリット・デメリットがあるので
家族で話し合い、理想の住まいを実現する
ことが大事です。
ガレージについて
ガレージは外構の重要な要素の一つです。
車を所有している家庭では、ガレージの
設計にも注目しましょう。
ここでは、ガレージに関する
主なポイントをご紹介します。
ガレージの種類
1. カーポート：屋根だけのオープンタイプ
2. シャッター付きガレージ：完全に囲われたタイプ
3. ビルトインガレージ：家屋と一体化したタイプ
ガレージ選びのポイント
1. 車の大きさと台数：十分なスペースを確保する
2. 耐久性：風雨や紫外線に強い素材を選ぶ
3. デザイン：家屋との調和を考える
4. 収納スペース：工具や自転車なども置けるよう工夫する
5. 照明：夜間の使用も考慮して適切な明るさを確保する
ガレージのメリット
- 雨や雪から車を守れる
- 盗難のリスクを減らせる
- 車の劣化を防げる
- 洗車や簡単なメンテナンスがしやすい
ガレージには多くの利点がありますが、
いくつかの短所や課題点もあります。
ガレージのデメリット
1. 費用面の負担：
- 建設費用が高くなる
- 固定資産税が上がる可能性がある
2. スペースの問題：
- 敷地に余裕がない場合、庭や駐車スペースが狭くなる
- 家の内部空間を犠牲にする場合がある（ビルトインガレージの場合）
3. メンテナンス：
- シャッターや電動機器の定期的な点検・修理が必要
- 湿気対策や換気に気を配る必要がある
4. 環境面の課題：
- 密閉空間での排気ガスの影響に注意が必要
- エアコンの効きが悪くなる可能性（ビルトインガレージの場合）
5. 利便性の問題：
- 狭いガレージでは乗り降りが不便になる場合がある
- 複数台所有の場合、出し入れに手間がかかることも
6. 防犯面の注意点：
- ガレージを経由して家に侵入されるリスクがある
- 貴重品を置く場所として狙われる可能性がある
ガレージは単なる車置き場ではありません。
これらのメリットとデメリットを十分に
検討し、家族の生活スタイルに合わせて、
使いやすく快適なガレージを設計しましょう。
必要に応じて専門家のアドバイスを
受けることも大切です。
まとめ
外構は、家の印象を大きく左右する
重要な要素です。住宅問題は決して安くつく
ものではありませんから、悩みに悩んで
決める人が多いと思います。
オープン外構とクローズ外構、それぞれに
長所と短所があります。そして、車を所有
するうえで必要になる駐車場事情、
家族構成や周辺環境、予算などを
考慮しながら、最適な外構を選びましょう。
また、外構は一度作ったら終わりでは
ありません。
定期的なお手入れを行うことで、美しさと
機能性を長く保つことができます。
家族みんなで協力して、理想の住まい
づくりを進めていきましょう。
外構づくりは、家族の夢や希望を形にする
楽しい作業ですが、専門家のアドバイスも
参考にしながら、あなただけの素敵な
外構を作り上げてください。
街には、それぞれの住人の方の思いや
工夫が合わさった、住人十色のお家が
たくさん建てられています♪
単なる、外構と考えず、お家とセットで
デザインを考えている方もいます。
総合してお家を見た印象は、外構も含まれ
ますからこだわりを持ってもいいのではないでしょうか。
近年では、SNSなどでもたくさんの
外構情報が投稿されています。
そういったところからでも、イメージは
掴みやすい時代になりましたね。
いかがでしたでしょうか？
外構のギモンについて、少しでも参考に
なれば幸いです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
