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この記事はこの方に共感してもらえそう
- 複数のことを同時に進めることができない
- 応用が利かない
- ひとつのことにしか集中できない
- 効率的に動けないので時間がかかる
今回はマルチタスクが苦手について
記します。
焦りとパニックが襲ってくる
私は自他共に認めるマルチタスクが
苦手な人間です。
同時にやらないといけないことがあると、
焦りとパニックが
一度に襲い掛かってくるような感覚があり
非常に難しいです。
一度に色んな作業をしている人を見ると
自分の出来なさが悲しくて
不甲斐ない気持ちでいっぱいになります。
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これは昔働いていた職場でのお話です。
私が配属されていた部署は
単調な仕事ではなく
多岐にわたって作業をする、
いわゆる応用を求められる職種でした。
同じことがほとんどないような内容を
覚えて作業することは、私にとって
とてつもなくハードルの高いことでした。
何から手を付けていくことがいいのか
考えることはいいけれど、あれもこれも
手を付けてしまうので余計パニックに陥る
こともよくありました。
そして、効率的に動けず時間ばかりが
経過していくのでいつも焦っていました。
作業内容も難しく失敗して、仕損じを
出さないことはもちろん
出荷されてお客様のもとへ運ばれてからの
市場クレームを出してしまわないよう
慎重に作業をするので、決められている
標準時間を大幅に越えてしまうことも
多々あり、上司や先輩に改善するよう
よく注意を受けていました。
今でこそ、あれもこれも一度に手を付けず、
ひとつのことを終わらせてから次のことを
取りかかれていれば時間も抑えられていた
部分があると分かるのですが、
当時の私はというと、そういったことが
上手くできませんでした。
私はその部署で毎日が必死で
もがき苦しみ、毎日会社へ行くのが辛く、
辞めたい、それか私が消えてしまいたい…
そんなことばかり考えていました。
寝ている時の夢の中でも
仕事をしているけれど、
その夢の中でも仕事ができなくて
焦っているという
なんとも目覚めも嫌な夢を見ることも多く
ため息ばかりついて
憂鬱な気持ちで出勤する毎日でした。
それでも正社員として働いているからには
努力を重ね、何とか頑張らねば
という思いでしたが…
辛くて仕方がありませんでした。
そこで分かったのです。
私はマルチタスクが苦手なんだと!!
働くまではそういったことは
思ったことありませんでしたが…。
理想と現実は違いました。
こういったことは誰しもあると思いますし、
どこの会社でも “仕事ができる人”は
必要とされます。
しかしながら私は、
その人にはなることができませんでした。
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向き・不向きがある
ある時、応援で人手の足りない部署で
別の作業をしていました。
楽しい!!これ向いてるかもしれない!
ずっとこういう作業がしたい!と
思えた内容は
同じことを繰り返しでする
量産の仕事でした。
私が配属されている部署での仕事では
ほとんどない、この “同じことをする”は
私の今までの仕事に行きたくないという
気持ちを各段に減らす大きな要因です。
慣れてしまえばササッと手も動かせられ、
どうしたらもっと効率よく作業が
進められるかなども考えられる
余裕が出てくるのです。
同じことをするということは逆を言えば、
飽きがくるという人もいますが
私にとっては苦ではありませんでした。
あんなに行きたくなかった毎日が
苦でなくなるのですから
応援に行く期間だけは辞めたいと
思うことはありませんでした。
しかしながら、あくまでも応援の身ですので
当然、期間が終われば
元通りの生活がやってきます。
時間が足りない…仕事難しい…
あれもこれも考えてするなんてムリ…
こういうの苦手だ…早く辞めたい…
すぐいっぱい、いっぱいになり余裕がない…
自分のあまりの仕事のできなさに、
周りで働く先輩や同僚に
申し訳なくなる日々。
どうして私はあの部署に配属されず、
この部署に配属されたのか…簡単に
部署異動ができるはずもなく悶々とする。
入社前は希望で満ち溢れていたはずだった…
それが毎日惨めな気持ちで落ち込み、
なぜこんな私が今生きているの?
生きていることがつらい…
もう消えてしまいたい…
数年必死に働き続けましたが、
限界がきて
向いていないことは向いていないと
辞めることを決断して退職しました。
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弱みと強み
私は仕事に関して
“これにはこれ” と
教えてもらったことに対して
従順に守るのですが
“これにはあれ” も
あることに中々気づけない
視野の狭さも痛感していました。
おまけに、
キャパシティも狭くすぐ
いっぱいいっぱいになる。
仕事以外ならあれこれ気になるのに、
仕事に関してはこういったことが
うまく出来ませんでした。
融通が利かないとも言えます…。
何事にも柔軟に対応出来る
上司や先輩を見て努力してはいるが、
中々身につかないスキル…
あの上司やあの先輩だって初めから
仕事ができる人だったわけじゃないはず。
必死の努力で身につけてきたからこそ
人にも指導でき、
テキパキ仕事をこなしているんだと
頭では分かっています。それでもどうして
私はこんなにもできないんだろう…
努力が足りないと言えば、
そうなんだとも思います。
ずっと悩んでいました。
頑張ります。努力します。は
ウソではないけれど自分自身の気持ちに
ウソをついていたなと思います。
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そんな私でも一つ強みがありました。
それは失敗が少ないということでした。
慎重に考えて一つ一つ正確に作業するので
時間がかかり過ぎてしまうマイナスな面は
ありますが間違えることがほとんどない。
ひとつのことに集中することは出来るので、
このひとつ、ひとつを確実に
しっかりしていけばクリアできます。
これは実際に上司が私に言ってくれた
私の強みでした。
仕事に対して何一つ自信のなかった私に
とってこのたった一つの強みがあるだけ
でも良かったと涙が浮かびました。
マルチタスクをこなすにはまずは
“慣れ” です。
私みたいに応用が利かない人は、
臨機応変に対応しないといけない状態に
弱いので数をこなすしかありません。
経験がものを言うというのでしょうか?
失敗を恐れて、何事にも慎重になり
積むはずの経験が少ない、
あるいはないから
効率よくできないのもあると思います。
ある程度経験したからこそ、やりやすい
方法や効率を得られるということですね。
私はその道半ばで挫折し、辛いという
気持ちの方が勝り退職しましたが…。
『考えている時間がもったいない!!』
という人もいるくらいでしょうから、
やる人はすぐにでも行動して
それなりの経験を積むでしょう。
自分の気持ちに素直に生きたい
今、このことで悩んでいるつらい人がいる
なら伝えたいことがあります。
社会に出ればどんな会社の、
どんな職場でも、どこでも
マルチタスクが求められることがあります。
しかし誰にだってその人その人のペースと
向き・不向き、得意・不得意、適材適所という
言葉もあるくらいですから、自分の気持ちに
ウソをついてまでその場所に居続ける
という選択はしない方が心穏やかに
過ごせるのではないでしょうか?
もちろん努力すること、慣れも必要ですが
できないことはできない。
仕事ができない!と思うのではなく、
向き、不向きがあると思えば心が軽くなり
ませんか?
やるかやらないか。
生きているかぎりは違う道や
あなたなりの道を歩いてもいいと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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