近年増加している闇バイトを使った強盗被
害。特に高齢者のみや一人暮らしの方が標
的になりやすい傾向にあります。
今回は、具体的な防犯対策についてまとめ
ました。
そもそも闇バイトとは、SNSで若者を勧誘
して組織的に行われる新型犯罪です。
特徴として、以下の3つの役割に分かれて実
行されます。
・指示役:全体を指揮
・実行役:若者が担当
・回収役:盗品の回収を担当
なぜ今、急増しているのか?
主な要因
・SNSの普及による容易な勧誘
・匿名通信アプリの発達
・組織的な手口の確立
...など
くわしくは下の記事をお読みください。
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【2024年最新】『闇バイトの実態と危険性|被害に遭わないために知っておくべきこと』
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狙われやすい家庭の特徴
以下の条件に当てはまる方は
特に警戒をしてください。
✔️ 一戸建ての住宅
✔️ 高齢者のみの世帯
✔️ 周囲から見えにくい立地
✔️ 防犯設備が不十分
※当てはまらなくても防犯対策はしっかり
しましょう!狙われる家は狙われます。
近頃は、空き巣のできる不在時ではなく、
あえて在宅時を狙って犯行に及びます。
そのお家の住民に直接、金品の在り処を聞
き出すためです。
そのためなら手段も選ばない、暴力も厭わ
ないので狙われた家庭は大変危険です。
人として最低の行為を平気でしてしまうと
いった信じられない事件が多発しているの
です。
具体的な予防対策とは
それじゃ、どんな策をすればいいのか?と
考えている方の参考になればと思います!
具体的な予防対策をチェックしましょう。
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住居の防犯
防犯設備の導入
・防犯カメラ設置
・センサーライト設置
・防犯ブザーの常備
・デジタルドアロックの設置
・ツーロック化
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防犯カメラは犯人の特徴を映す大きな手が
かりの一つです。
屋外はもちろん、屋内にも設置しておけば
万が一、侵入された場合でも、中での犯行
の様子が把握できます。
アラームもついているので遠隔で威嚇する
ことも可能です。
窓まわりの対策
・補助錠の追加
・防犯フィルムの貼付
・面格子の設置
・窓の施錠確認習慣化
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窓まわりのみに限った犯行ではありません
が、施錠忘れや窓ガラスを割って侵入する
ことが多く考えられます。玄関ドアにもガ
ラスが採用されている住宅も多いのではな
いでしょうか?そんな時に、侵入に少しで
も時間がかかるようにしておくことが重要
です。やめておこう、あきらめようと思わ
せるために色々な工夫を張り巡らせること
が大事になってきますね。
不審者対策(訪問者対応)
・必ず身分証明書の確認を
・ドアを開けず、インターホン越しに対応
・予定外の来訪者は断る
・宅配業者や点検を装った訪問に注意
・施錠の二重確認
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高齢者のみや、女性の一人暮らしを狙った
犯行もありますのでこういった対策は必須
です。インターホンとなれば取付工事をし
ないといけないと思いがちですが、配線不
要で誰にでもカンタンに取り付けられる商
品が多数あります。声を変えることができ
る機能もついているので、見知らぬ来訪者
の対応に困る時などは使えます。
しかし、一番手っ取り早いのは予定外の来
訪者には居留守を使い無視することです。
これは想像になりますが、特に高齢者の方
などはチャイムが鳴れば、怪しむことなく
すぐに出ることが多いのではないでしょう
か。
訪問販売などの営業も考えられますから、
モニターを見て知らない人なら出ない。
チャイムが鳴っても、誰も彼も対応するこ
とはやめた方が得策です。
日常生活での注意点
・生活パターンを把握されないよう注意
・外出時は必ず施錠
・長期不在時は新聞を止める
・ご近所との関係づくり
地域での取り組み( 住民同士の連携)
・防犯パトロールへの参加
・近隣住民との情報共有
・不審者情報の共有
・見守りネットワークの構築
警察との連携
・110番通報のためのスマートフォンの準備
・ 最寄りの交番の連絡先を控える
・ 防犯相談の活用
・地域の防犯講習会への参加
情報管理の徹底
SNSでの注意点
・個人情報の公開を控える
・外出情報の投稿は控える
・家の間取りや財産が分かる投稿を避ける
・プライバシー設定の確認
・位置情報をオフに
・家の写真投稿に注意
個人情報の管理
・重要書類は金庫に保管
・不要な個人情報は適切に破棄
・キャッシュカードの暗証番号の管理
・通帳やカードの別保管
・不要な調査には応じない
・家族構成を安易に話さない
施錠はもちろんですが防犯は生活習慣、
情報管理の対策も常に心がけましょう。
とはいえ、訪問者への対応は特に難しい
ですね。
犯行前に水道を無料で点検しますとあた
かもホンモノの業者を装って訪問しては、
家族構成や家の間取りを調べにくるとい
った事も聞きます。
これはまた別の話になりますが、問題のな
い設備にわざと傷をつけ、ずさんな修理を
して高額請求をする悪質な業者もいるそう
です。
こういったことがあると、やはり訪問者に
対して安易に誰でも対応することはやめた
ほうがいいですね。
身内になじみの業者がいるからなどと断る
ことが賢明です。
見知らぬ顔には居留守を使うこともアリで
す。
居留守していても、空き巣に狙われている
可能性はあるのでインターホンのモニター
越しや防犯カメラはチェックしてすぐに警
察に通報できるようにしてください。
緊急時の対応
準備しておくべきこと
・防犯ブザーの携帯
・非常用通報システムの設置
・緊急連絡先リストの作成
・避難経路の確認
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各部屋に通報できるシステムが設置できれ
ばいいのですが金額も高くなります。
もしもの時のために、スマホは常に近くに
置いておくことがいいでしょう。
不審者に遭遇した場合
・すぐに110番通報
・大声で助けを呼ぶ
・安全な場所への避難
・近隣住民への援助要請
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大声で叫んで気づいてもらえたらいいです
が、緊急時にアラーム付きの拡声器で周囲
に異変を知らせ、救助を求めることができ
ます。アラーム音がするだけでも威嚇にな
りますし、近隣住民にどれだけ早く知らせ
られるかでも事態は変わってきます。
これは参考程度に捉えてほしいのですが、
侵入者がいた時に『泥棒!!!』と叫ぶこ
とは当然です。しかし、身の危険を感じる
と外に出ることを躊躇するのが人間ですの
でもしかしたら、出てきてもらえません。
そんな時に『火事だ!!!』と叫ぶと周辺
の人達も、じっとはしていられないので恐
らく出てくるのではないかと思います。
こうして、不審者の動向を人の目にさらし
て自由に動かせないようにするのです。
上手くいくかは不明ですが、覚えておいて
も損ではないはずです。
緊急連絡先リスト
・警察:110
・警察相談専用電話:#9110
・防犯相談:各都道府県の警察本部
証拠の保全
・防犯カメラの映像保存
・目撃情報のメモ
・被害状況の写真撮影
関係機関への連絡
・警察への詳細な報告
・防犯協会への情報提供
・近隣住民への注意喚起
緊急時の対応は瞬時にできる人ばかりでは
ありません。しかし、命に関わってくる問
題でもありますので一人一人がこの問題と
真剣に向き合う必要があると思います。
他人事ととらえずに、今一度防犯について
考えてみてください。
まとめ
被害を防ぐためには、個人での対策だけで
なく、地域全体での取り組みも重要です。
特に以下の3点を意識しましょう:
1. 日頃からの備え
・防犯設備の整備
・近隣との関係構築
・情報管理の徹底
2.異変への早期対応
・不審な動きへの警戒
・素早い通報
・防犯機器の活用
3. 地域での協力体制
・情報共有の仕組み作り
・見守りネットワーク
・防犯活動への参加
被害に遭わないためには、「自分は大丈夫」
という過信を避け、常に防犯意識を持つこ
とが大切です。
この記事で紹介した対策を、ぜひ実践して
ください。
※心配な点がありましたら、すぐに警察や
地域の防犯担当者にご相談ください。
出典・参考文献
[1] https://toyokeizai.net/articles/-/835990?display=b
[2] https://www.tokyu-security.co.jp/column/security/12/
[3] http://www3.nhk.or.jp/news/html/20241023/k10014616881000.html
[4] https://www.baitoru.com/contents/list/detail/id=3525
[5]https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/788f50741cc4e19869546e174487bc6c8094e0d6
[6] https://news.yahoo.co.jp/articles/dd1114b4a974fd144bdabe0fd85e542cb953fa76
※最新の防犯情報は、お住まいの地域の警察署にご確認ください。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。